【シュートの科学 第4回】シュートが楽に打てるようになる!下半身のパワーを生み出すディップモーションについて

どうもこんにちは、ほぷきんす(@hopkinsbasket)です。

 

ではシュートの科学4回目いきたいと思います。

今回はシュートにおける”パワー”を生み出す方法についてです。

 

前回、

 

パワーは下半身を使って生み出す

 

と言いましたが、今回はこれをさらに掘り下げて

パワーを生み出すためのモーションについてお話します。

 

パワーを生み出すための動きとは

 

パワーを生み出すための動きとは、先に結論から言ってしまうと

 

ディップ

 

という動きになります。

 

ディップというのは胸元でボールを受け取ってから

腰や膝あたりに振り下げる動きのことです。

 

 

ほぼすべてのNBAプレイヤーはこれを忠実に行っていますが

シュートが苦手な人やどうしても遠くにボールが飛ばない人は

このディップという動作を行っていないことが多いです。

 

ディップはバスケのシュートで最も大事な動きのひとつと言えます。

 

なぜディップは重要なのか?

 

私は普段コーチをする時には

 

シュートはジャンプの延長だよ

 

とよく言います。

 

バスケのシュートはボールを上に飛ばさなければならないので、

ジャンプするのと同じように下から上へのエネルギーを使うからです。

 

つまり、ジャンプのエネルギーをボールにのせることが

良いシュートを打つコツになります。

 

その為にはまずできるだけ高く楽にジャンプする動きを

身につけなければならないわけですが、

ここでひとつ考えてほしいことがありまして、

 

高くジャンプをするためにはどうするか?

 

ということです。

 

通常、垂直跳びをする時は

まず上半身を大きく振り下げて反動をつけるはずです。

 

逆にこの予備動作なく、上半身を固定させた状態で

下半身の力だけでジャンプをしようとしても高く飛ぶことは出来ません。

 

このことから、下半身から大きな力を生み出すためには

まず腕の振り下げというモーションが必要なのです。

 

ディップとはまさにジャンプ前の腕の振り下げの動きに匹敵します。

 

この動きなしにいきなりボールを頭の上にセットして打つフォームでは

下半身の力を使えず、どうしても腕の力でシュートを打つようになってしまいます。

 

なのでシュートは「腕の角度は90度にセットして・・・」などのように、

ひとつひとつの形を固定化させて考えるべきではなく、

 

ボールを受け取ってから楽にジャンプをするような動きでシュートをすることが

最も自然なフォームになるはずです。

 

ちなみにバスケ初心者の方にこの動きを教えたところ、

「腕の力はほとんどいらないんですね」と言って驚いていました。

 

この感覚は正しいです。彼なりに少し感覚をつかめたのだと思います。

 

ディップにまつわる誤解

 

残念ながら日本では

このディップという動きの理解と必要性がまだ浸透していない気がします。

 

私自身、バスケを始めた中学生の時、

このような指導を受けることは一切なくずっとシュートで悩んでいましたし、

実を言うと、このディップ自体を知ったのも大人になってから、それもYoutubeからです。

 

どうやらアメリカでは当たり前のものとして

教えられている動きのようですが(たしかにみんなやっている)、

日本でそれが浸透していないことに驚きました。

 

なぜ、もっと早く教えてくれなかったのかと・・・

 

よくよく観察したところ、シュートが上手い人は

自然に身に着けている動きであることも分かりました。

 

ひとつこのディップが日本で受け入れられていない理由として、

ボールを下げてしまうとその分遠回りになるためリリースまでが遅くなるし、

相手のボールを弾かれてしまうことにもなりやすい

と考える人が多いからではないかと思いました。

(このようなことをどこかで聞いたことがあります)

 

しかしこれは逆で

ディップをしないで打つのと、ディップをして打つのでは

恐らくディップをした方が速く打てます。

 

NBAのクイックシューターは

皆ディップをしているのが証拠のひとつです。

(動きが小さく見えにくい人もいますが、ほぼ必ずしています)

 

もうひとつの理由が反動を使わないよりも

反動を使ったほうが動き自体が速くなるからです。

 

シュートまでの距離は遠くなっても動きが速くなるので

結果的にシュートモーションは速くなるはずです。

 

また、高速で振り下げると相手からカットはしづらいですし、

ボール以外の所に少しでも触れるとシューティングファウルになるので

ディップ時にカットを狙いに行くのは相手にとってもリスクの高い判断になります。

 

 

さらにディップをした方が楽に打てるためシュート確率が上がると考えると、

ディップをしない理由はないと言えます。

 

 

日本人は物事を教える時に型を重視する傾向がありますが

シュートに関して言えば型よりも流れ(リズム)のほうが大切です。

 

型で教えるとディップは不必要な動きに見えますが、

ディップはシュートのリズムを生み出す動きですので、

バスケのシュートにおいて大切な動きだと言うことができます。

 

まとめ

 

今回の要点をまとめると

下半身のパワーを生み出すためには

「ディップ」というモーションが重要である

ということでした。

 

ディップとはボールと腕の振り下げモーションのこと。

 

この反動があるから

下半身の力を使うことができるようになります。

 

下半身の力を使ってシュートが打てるようになれば、

今までより楽にシュートが打てるようになり、

遠くにも飛ばせるようになります。

 

ディップはシュートのリズムを生み出すために必要な動きなので、

ぜひNBA選手のシュートを見て習得してみてください。

 

では、今回は以上です。

今後またディップの練習の仕方も紹介していきたいと思います。

 

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